苦手な事を始めるタイミング

アジャスト犬山教室
「苦手な事を始めるタイミング」
漢字苦手さん。関わってきて半年以上経つけど初めて「漢字に困っているの」って伝えてくれました。いつか話してくれるかなって思ってたけど、勇気が必要なこと。「よく言えた〜」ってほめてから漢字学習スタートです。
大人は苦手な事を先に教えたくなるけど、でも強引に教えたりはしないようにしてます。好きな事を伸ばして、自信をつけて、(その子が必要性を感じたら)苦手な事も一緒に試行錯誤していく。苦手な事は1番最後。それくらい僕が関わる子たちにとって「苦手な事」は手強いから。時間をかけていろんな準備をして初めてスタートします。
「そのうち慣れる」とか「頑張れば何とかなる」、「とりあえずやってみよう」っていう大人の言葉は「無策です」って言ってるのと一緒。それでは子どもに失礼です。
絵とおしゃべり好きな子だから「漢字を絵にすると楽しいんじゃないか」と始めてみました。「歯」を絵にすると、「止は、(髪を止める)リボンなの!米をお口に入れてる女の子!」ってすごくわかりやすく書いてくれました。「他にも漢字に困ってる子いたら、この絵ノート見せてあげるの」って他の子も気遣ってくれました。よく頑張りました〜先生も楽しかった。