「壊さないためじゃなくて、大切にするためのルール」

アジャスト犬山教室

「壊さないためじゃなくて、大切にするためのルール」

学校で自分のiPadを使うことがokになった元気さん。さっそく、iPadをもってきてくれました。今日は、使い方を一緒に考えました。※学校の先生とも話し合えるように、ルールは追加変更できることを最初に確認しています。

 こういうルールを考えるときは「壊さないように」とか「高いから」じゃなくて「自分に役に立つ物だから大切に使うため」を目的にしています。こうすると自分から考えてくれるし、少し考えることが変わります。元気さんも「イライラしているときはタブレットをしまう」と自分で言えていました。これが壊さないことが目標だと「投げない」とかになってしまう。壊れる行為はたくさんあるし、投げなくても雑に扱えば壊れてしまうもんね。

 この教室には、来る前に嫌なことがあってパニックのまま来る子もいるし、フラッシュバックが起こる子ももちろんいます。たとえ状態が悪くても、大切にしているものはちゃんとわかってくれていて、少し離れたり、気持ちを話してスッキリしたり、それぞれの方法で場所と物と時間を大切にしてくれています。いい子たちです。