「短期指導と悩み、苦手と得意」

今、教室は満員なので、指導枠が空くのを待っていただいてる人を対象に夏休みを利用して短期の体験コースをやっています。

特別支援教育の理解が広がってきて、学校の先生方の協力もあり、お母さんたちから短期指導の前に再度ヒアリングすると「今は学校の理解もあり悩みが少ない」と聞くことが多くて嬉しいです。でも、学校の理解があるのはいいことだけど、悩みはあってほしい。

今日の子は中学年(3、4年生)ですが、使う参考書は小6。書くのは確かに苦手な子なんですが、書くことさえ求めなければ理解力は抜群。興味のある分野なら小6でちょうどいいくらいです。最初はこの子もびっくりしてました(笑)でも、今は誇らしげです。

苦手な部分の学習を考えることも大事だけど、得意な部分の学習を考えることも同じくらい大事だと思っています。「苦手な部分をサポートしてるから問題なし!」では子供たちの力がもったいない。

最終日の面談では「楽しく悩むポイント見つけたから、一緒に考えましょう」って伝えようと思います。