困った気持ちの伝え方のそれぞれ

この教室には、自分の困り度合いを言葉で十分に伝えるのが苦手な子もいます。すごく困ってるのに十分に伝えられなくて、無理をして、イライラしたりパニックになったり。

でも伝え方って言葉だけじゃない。子どものいろんな方法の気持ちを大人がキャッチするのって大事だと思っています。

こだわりさん。彼も言葉で伝えるのが苦手です。でも彼の場合は困り度合いは話し出すタイミングでわかります。

少し困っているときは、椅子に座ってから話し始めます。すごく困っているときは、教室の玄関開けて先生の顔を見たらすぐ話し始めます。

今回は玄関ですぐだったから、その場で、お母さんと連絡を取って面談のお約束をしました。お母さんもすぐ来てくださって感謝。いろいろあったらしい。情報共有してお互い安心できました。

来年、学校の先生になる予定の元気な先生(教室で働いてくれている外国にルーツがある人)が

「この教室に来て、子どもの調子とか読み取るのが確実にうまくなりました」って話してくれました。

いろんな伝え方をしてくれるこの教室の子どもたちのおかげだね。嬉しい